フジテレビの「“独占取材”私だけが知っている小泉純一郎」を見ました。 正直面白いものではありませんでした。
小泉純一郎という人物を秘書の飯島勲からの視点をメインに再現ドラマ、アニメを交えて検証した構成になっていたのですが、とりあえずは「小泉純一郎マンセー！、それを支えた飯島秘書も苦労人で素晴らしい」という内容なのですが焦点がぶれまくりというか、浅く広く5年5ヵ月の首相在任期間のエピソードを拾ったという印象でした。まぁ、5年5ヵ月の期間のエピソードを2時間にまとめるのは難しいとは思いますが、そこが脚本というか構成の腕の見せ所だと思いますが。
期待していたアニメのパートも番宣で流れていたものがほとんどで、予想以上に短いものでがっかりしました。再現ドラマのナレーションの鶴瓶もいつもの鶴瓶で、確かに関西弁のイントネーションは極力消していましたが、鶴瓶以外の何者でもありませんでした。
私が見たかったのはもっとドロドロした永田町の暗闘みたいなもので、具体的に言えば東海テレビ製作の昼ドラのようなものが見たかったですね。田中真紀子との蜜月時代から決別までは東海テレビがやれば面白いものができると思うのですが。飯島勲役も鶴瓶よりも麿赤児がやれば頭もスキンヘッドでちょうどよい気がしました。
