ぶら~りネット探訪

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日テレ、テレ朝が山口高専生殺害事件の容疑者の実名、顔写真を放送

毎日新聞によりますと、日本テレビテレビ朝日は7日、自殺した容疑者の男子学生の実名と顔写真をニュースで放送したそうな。理由について両局は、「少年法は非行少年の保護と更生を目的としているが、少年の生存を前提にしており、死亡によって保護・更生の機会がなくなった。事件の重大性などを総合的に考慮した」などと説明。日本テレビはその上で「ただ、すべての少年事件について今回の判断を当てはめようとするものではない」としているそうな。 で、今日のテレビ朝日の「報道ステーション」を見てみました。普通に容疑者の顔写真と実名を放送していました。容疑者の遺体が見つかったことを受けた被害者の両親の会見の様子も放送されていましたが、容疑者の少年の両親の方はコメントをテレ朝のアナウンサーが読み上げ、容疑者の祖父と祖母の姿は映っていなかったのですが声は放送されていました。 事件発生から10日もたってしまっていたので容疑者の自殺は予想してましたが、なんともやりきれない最悪の結末になってしまいましたね。この事件をきっかけに再び少年法のありかたについて議論が巻き起こることと思いますが、金沢では2004年に起きた当時17歳だった少年による強盗殺人事件の論告求刑公判があり、少年法のために検察側は無期懲役までしか求刑できなかったそうな。裁判員制度や裁判の迅速化などの司法改革が行われつつありますが、少年法と死刑と無期懲役の問題を解決を先にしてもらいたいと私は思っています。やはり終身刑や欧米のように懲役をどんどん積み上げて、生きているうちに塀から出られない制度を作るべきではないかと思います。死刑の下が15年~20年くらいで出てこられる無期懲役というのは差がありすぎますね。