ぶら~りネット探訪

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「右翼として認められると思った」加藤議員実家放火容疑者が供述

毎日新聞によりますと、山形県鶴岡市自民党元幹事長、加藤紘一衆院議員(67)の実家と事務所が放火された事件で、県警鶴岡署に逮捕された右翼団体幹部、堀米正広容疑者(65)が「加藤氏の実家に放火すれば右翼として認められると思った」との趣旨の供述をしていることが分かったそうな。 先月8月15日に加藤議員実家放火し、持参した包丁で割腹自殺を図った堀米正広容疑者は事件当時から2ちゃんなどでは「本物の右翼ではないのでは?」と言われていましたが、「加藤氏の実家に放火すれば右翼として認められると思った」という供述が発表されてしまいました。おそらく右翼としての売名が目的だったと思うのですが、小泉総理の靖国参拝に反対していたハト派加藤紘一議員は自民党の議員ですし、加藤の乱や事務所代表による所得税法違反事件で自民党内の影響力もかなり少なくなってしまった加藤紘一議員を標的にするところが、堀米正広容疑者のセンスのなさを感じます。 また、
同署は、堀米容疑者が小泉純一郎首相の靖国神社参拝を批判していた加藤氏に反感を抱いていたとみる一方、借金で生活に苦しんでいたともみて慎重に調べている。
とも毎日のこの記事では書かれていて、借金苦で首が回らなくなって自殺するついでに加藤議員の実家に火をつけたという可能性もあるわけですね。借金苦の果てにテロというのもなんとも情けない。 一方asahi.comでは「(所属していた右翼団体で)閑職となり、死にたいと思った」、「借金もあった。当時発言が目立っていた加藤氏の自宅で死ねば、右翼らしいと思った」と書かれていました。所属する右翼団体で仕事がなくなって寂しくなってテロというの寂しいですね。最近の10代の起こす放火や殺人事件のような短絡的な動機に思えてきてテロと呼ぶのには違和感があります。堀米正広容疑者は助かって良かったと思っているのか、それとも死にきれず悔しい思いをしているのでしょうか?