ぶら~りネット探訪

音楽、競馬、映画などについて非常にテキトーにダラダラと綴っていくブログでございますですよ。

アメリカのタワーレコードが破産

YOMIURI ONLINEによりますと、米CD・レコード販売「タワーレコード」を経営するMTS(カリフォルニア州サクラメント)が22日、米連邦破産法第11章(日本の民事再生法に相当)の適用を申請して破たんしたそうな。 アメリカのタワーレコードは2004年にも破たんしているので、タワーレコードは二度死んだことになるわけですね。日本のタワーレコードは別法人でNTTドコモの傘下に入っているので関係はありません。 このYOMIURI ONLINEの記事ではiTMSをはじめとしたダウンロード販売がCDの市場を侵食し、タワーレコードの破たんもその影響だと分析しています。iTMSが日本でサービスを開始してまだ1年で、音楽のダウンロード販売アメリカほど普及しているとは言えませんが日本の音楽市場も携帯電話なども巻き込んで変化してきているように感じますね。 iTMSのいいところは1曲づつ買えるところだと私は感じます。iTMSでアルバムごと買ったことは1度もありません。シングルカットされるような売れ筋の曲だけ聞きたいというわけではありませんが、「捨て曲」みたいな曲をわざわざ買わされるのは嫌だと思っていたので、非常に使い勝手のいいサービスだと思います。 音楽を聞く仕組みというかシステムがテクノロジーの進化によって変わっていくのは仕方のないことだと思いますが音楽の方はどのように変化していのかがあまり感じられません。塩化ビニールのレコードからCDに変わったことによって1枚のアルバムの収録曲が10曲から倍の20曲くらまで(ミュージシャンにもよりますが)増えましたが、単純に水増しされたような感じが私はしていました。ボーナストラック(特に海外ミュージシャンの)で嬉しいと感じたものはほとんどなかった気がします。 YOMIURI ONLINEの記事では、
レコード小売業者の間には「ネット配信で音楽を聞く若者はまだ一部。高齢者などインターネットに接することのできない層もいる」と店舗の存在意義を強調する声は根強い。
とも書いてあります。確かに演歌の世界ではいまだにカセットが主流で銀座の山野楽器にはカセットコーナーがあるくらいです。