ぶら~りネット探訪

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RCサクセションの「シングルマン」を聞いた

RCサクセションの「シングルマン」を聞いみました。このアルバムは1976年に発表されました。 私はRCサクセションについは知っているようで実はあまり知りません。CDとして持っているのはこの「シングルマン」のみです。この「シングルマン」も2~3年前にビックカメラのワゴンセールで買いました。 この「シングルマン」はRCがフォークからソウル、ロックにスタイルを変える過渡期に作られたアルバムでギターは仲井戸麗市ではなく破廉ケンチが弾いています。RCの代表曲の1つでもある「スローバラード」が入っていて、全体的に内省的で鬱な感じがします。「ヒッピーに捧ぐ」はライブのビデオで以前に見たことがありましたが、このアルバムでは清志郎は泣いているように聞こえる部分があります。スタジオ録音で歌手が泣いている曲というと井上陽水の「人生が二度あれば」を私は思い出します。余談ですが清志郎と陽水は仲がいいようですね。陽水の「氷の世界」の「帰れない二人」は清志郎が提供した曲で、極貧だった清志郎は「氷の世界」が大ヒットしたおかげで潤ったそうです。 「ファンからの贈りもの」や「冷たくした訳は」にはホーンやクラビネットが入っていて、ファンキーな仕上がりになっています。このあとRCはロック色を強くしていき、80年の「ラプソディー」でブレイクしています。しかし、4年間もアルバムを発表せず(できなかった)にいたのによく「ラプソディー」でブレイクできたものだと今更ながらに思います。そう言えば、昔読んだ清志郎のインタビューで武道館でライブができるようになったころも風呂なしのアパートに住んでいたといってました。 シングルマン
シングルマン