月曜から始まった宮藤官九郎脚本のTBSの昼ドラ「吾輩は主婦である」の一、二話を見ました。
宮藤官九郎が書く昼ドラがどんなものになるのかという興味で見てみたのですが、一、二話を見た限りでは意外に昼ドラの基本フォーマットに沿った作りになっていたのがある意味新鮮でした。
私はそれほど昼ドラに詳しいわけではありませんが、最近のTBSの「愛の劇場」はフジテレビのものとは対照的でドロドロした話はあまりないかわりに、昼ドラぽくない人がキャスティングされたり、妙な爽やかさがあるという印象があります。ウェンツや高田万由子が出ているのを見たことがあります。「吾輩は主婦である」では及川光博と竹下景子、川平慈英 といった人たちが出ています。
主役の斉藤由貴は久しぶりにテレビで見たのですが、正直老けて疲れた感じがして、リアルな主婦と言えばそうなのですが、姑役の竹下景子と見た目がそんなに変わらない気がするのは気のせいでしょうか?及川光博はいいですね。二児の父で無職になる設定なのですが、生活感が全く感じられないところが素晴らしい。一話ではミュージカルの演出家の役で尾美としのり が出てましたなぁ。
斉藤由貴と及川ミッチーが大学でミュージカル研究会に所属していたという設定から回想シーンがミュージカル仕立てになっているところが笑えます。宮藤官九郎脚本らしく、小ネタも満載でそういった部分では昼ドラらしくないと言えば、らしくないですね。