毎日新聞によりますと、
海上自衛隊の「極秘」と書かれた暗号関係の書類や、戦闘訓練の計画表とその評価書など、多数の機密データがネット上に流出していることが、22日分かった。流出した海自情報は
フロッピーディスク約290枚分に相当する膨大なものだそうな。
「
フロッピーディスク約290枚分」という例え方が凄いですね。290MBくらいと言いたいのでしょうが、いまどきのメーカー製のPCは
FDDが付いてる方が珍しいと思います。「
iPod shuffleの安い方に入れてもまだ、お釣りがくるくらいのデータ量」という例えを考えたのですが、これも適切ではないですね。
例によって、
自衛隊員が自宅のPCにデータを移し、その自宅PCで
Winnyを使っていたため、
キンタマウィルスに感染して流出したようです。流出した情報は、
約130の自衛艦船舶電話番号や顔写真付きの隊員名簿、非常時連絡網。 注目されるのは「暗号関係」というフォルダ。この中には、暗号の解読機とみられる「符号変更装置」の操作手順の詳細な記述があった。また、「極秘」と記された、非常用暗号書や乱数表などの書類の名称と整理番号をまとめた「暗号書表一覧表」があった。数字を羅列した「側方観測換字表」や、自衛艦のコールサインをまとめた表は「秘」となっていた。「電話番号一覧」という名のファイルには、090で始まる電話、ファクスなどの「船舶電話番号」や、「衛星電話番号」などのデータが並び、「昨年3月現在」と上部に表記されていた。大量の電話番号が出たことで、より大切な情報にアクセスされる恐れもある。
と言うことで、かなり重要な情報が漏れてしまったらしい。
海自の対応ですが、
防衛庁広報課は、「(掲示板に)書き込みがあったことは承知している。詳細については現在調査中」と話している。
と言うことです。
キンタマウィルスによる流出は海自の情報だけでなく、感染したPCのマイドキュメントやデスクトップのデータも流れている可能性が高いので流出させた個人を特定するのは難しくないと思います。
自衛隊の隊員さんは国防よりもタダでエロ動画が見たかったということでしょうか?エロ動画のために国の情報を漏らしてしまうのは
ミツトヨの事件より情けないですな。やっばり教育が悪いからなのか、
軍人勅諭みたいなものが必要なのでしょうか?