ぶら~りネット探訪

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『スリー・ビルボード』を見た

マーティン・マクドナー監督、フランシス・マクドーマンド主演の『スリー・ビルボード』を見ました。は第90回アカデミー賞の作品賞にノミネートされています。町山智浩菊地成孔が面白いと言っていたので見ることにしました。

ミズーリ州エビングでミルドレッド・ヘイズの娘アンジェラはレイプされた後に焼かれて殺されてしまう。しかし、7ヶ月たっても容疑者は見つからない。業を煮やしたミルドレッド町外れの道路沿いのビル・ボードに「娘はレイプされて焼き殺された」「未だに犯人が捕まらない」「どうして、ウィロビー署長?」という広告を出した。この3枚の広告を巡りミルドレッド、エビング警察、そして小さな町に騒動を巻き起こすというお話。

主人公のミルドレッドをはじめ、ジェイソン・ディクソン巡査、ビル・ウィロビー署長など登場人物のキャラクターが強烈で一筋縄では行かない所がこの映画の魅力です。物語もかなり捻りが効いていて、展開や着地点がなかなか見えてきません。

ビル・ウィロビー署長を演じていたのがウディ・ハレルソンだったのが意外でした。ウディ・ハレルソンは『ナチュラル・ボーン・キラーズ』や『ラリー・フリント』のイメージが強かったので色々な意味で丸くなっていたウディ・ハレルソンに驚きました。

ビル・ウィロビー署長は膵臓癌を患っていて中盤で退場してしまいます。ビル・ウィロビー署長がミルドレッド、ジェイソン・ディクソン巡査に残した手紙で話の流れがガラリと変わるところに驚愕しました。

スリー・ビルボード