ぶら~りネット探訪

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『春風亭一之輔 独演会第3弾CD発売記念』を見に行った

4月15日に東京グローブ座で行われた『春風亭一之輔 独演会第3弾CD発売記念』ミニってきました。 東京グローブ座新大久保駅歩いて5分くらいの所にありました。新大久保と言えばコリアンタウンというイメージですがケバブ屋やインドカレー屋などもあり『無国籍ロマンス』という感じでした。 4月10日の『プロフェッショナル 仕事の流儀』で春風亭一之輔が取り上げられていたのを見ました。正直、退屈でした。真剣に落語に打ち込む一之輔の姿はしっかりと映っていました。しかし、一之輔の噺が少しも面白そうに聞こえなかったのが凄く残念でした。一之輔の噺を一度も聞いたとがない人があの番組を見たらどう思うのか不安になりました。貫地谷しほりの落語家風の喋りも失敗していたような気がします。貫地谷しほりが朝ドラで落語家の役をやっていたは覚えています。 やはり東京グローブ座の高座に一之輔が登場すると「プロフェッショナル!」という声がかかりまた。一席目は『鰍沢』でした。この日は体調が今ひとつで一席目はマクラから睡魔に襲われ『鰍沢』の筋を追うのでやっとでした。 仲入り後は柳家小菊の粋曲を挟んで二席目は『芝浜』の前日譚『芝ノ浜縁初鰹』という新作落語でした。『鰍沢』も『芝浜』も三遊亭圓朝の作った落語です。グローブ座はシェークスピアと縁の深い芝居小屋で日本のシェークスピアと言えば三遊亭白鳥ではなく三遊亭圓朝の噺を選んだそうです。後で調べてみたら昼の部では三遊亭白鳥作の『任侠 流れの豚次伝』を演っていたそうです。 『芝ノ浜縁初鰹』は一之輔による新作落語で、『芝浜』の50両が入った革財布はどこから来たかという『芝浜』の前日譚でした。マクラでは一之輔が『芝浜』で納得の行かない部分を色々とツッコんでいました。TBSラジオ『たまむすび』でも同じようなことを話していた気がします。 日本好きのポルトガル人がひょんなことから江戸に流れ着き、魚屋で働いていると初鰹と魚河岸の移転を巡る騒動に巻き込まれてテンヤワンヤになる話でした。(魚河岸の移転を巡る騒動は嘘です) 一之輔の新作は初めて聞きました。白鳥や喬太郎新作落語に比べるとまだストーリーの練り方が足らない気もします。エピソードが多すぎという気もします。でも演出的な部分は過剰とも言えるサービスぶりで満足出来ました。この噺はCDになっているようです。
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