ぶら~りネット探訪

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『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を見た

3月25日に上映が終わるというニュースを見て慌てて『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を見てきました。

スター・ウォーズ/ファントム・メナス』よりはマシという話を聞いていましたが、私は『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』を見たときと同じ衝撃を感じました。

愛くるしいBB-8が唯一の救いですね。あの動きはいいですね。『インターステラー』のTARSとCASEも良かったけどBB-8も良かったです。

姿を消したルーク・スカイウォーカーを巡る帝国軍の残党「ファースト・オーダー」とレイア・オーガナ将軍率いる「レジスタンス」の戦いに砂漠の惑星ジャクーで廃品回収で生計を立てているレイと「ファースト・オーダー」でストームトルーパーをやっていたフィンが巻き込まれて、テンヤワンヤになるというお話。

消えたルーク・スカイウォーカーの行方よりも、『ジェダイの復讐』に出演したあとのマーク・ハミルの実際の人生の方が気になります。90年代くらいのバラエティ番組でウルトラマのハヤタ隊員を演じていた黒部進京本政樹に「ハヤタさん今まで何をやっていたんですか?」と聞かれて「主に時代劇を」と答えていたのを思い出しました。

ちなみにキャリー・フィッシャーポール・サイモンと結婚して離婚したり、薬物中毒になったり、その体験を本にしたり、その本が原作となり『ハリウッドにくちづけ』という映画になったりしています。

『フォースの覚醒』にはハリソン・フォードキャリー・フィッシャーマーク・ハミルが出てきます。ハリソン・フォードキャリー・フィッシャーは出番がけっこうあり、見ていてかなり辛いものがありました。

ハン・ソロがカイロ・レンに殺されるシーンは『ブレードランナー』でタイレル博士がロイ・バッティに殺されるシーンを思い出しました。『ブレードランナー』も続編が公開されるらしいですね。『フォースの覚醒』でも相変わらずテーマは家族の揉め事という感じですね。スライ&ファミリー・ストーンの『ファミリー・アフェア』を主題歌にしたらいいんじゃないかと思います。

帝国と共和国連合という構図も単純で凄く古臭いですね。「ファースト・オーダー」の描き方は今時珍しいステレオタイプな悪役です。『スター・ウォーズ』シリーズはそこがいいんじゃないかと言われればそこまでですが。

黒人俳優のジョン・ボイエガが演じるフィンは「ファースト・オーダー」でストームトルーパーをやっていたけど、逃げ出して「レジスタンス」に寝返るという役。フィンの設定がアフリカなどで無理矢理、子供を兵士にして戦わせている現実のメタファーなのかと思えますが、その辺の事情は続編で語られるのでしょう。ウガンダで少年兵をさせられていた男がアメリカに渡ってボクシングのチャンピオンになるというドキュメンタリー映画を『松嶋×町山 未公開映画を観るTV』で見た記憶があります。

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