ぶら~りネット探訪

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第3回アルテミスステークスを見に行った

11月1日、東京競馬場で行われた第3回アルテミスステークスを見に行ってきました。レースは9番人気のココロノアイが優勝しました。 この日は朝から弱い雨が降ったりやんだりのあにくの空模様でした。馬場状態は稍重でそれほど悪い状態ではなかった気がします。私は4コーナーよりのメモリアルスタンドのS指定席で見ていたので雨の影響は全くありませんでした。 アルテミスステークスココロノアイはスタートで完全に出遅れて、向こう正面で掛かったような状態で好位に取り付き、直線の坂を上がったあたりで先頭に立ち、猛追してきた1番人気のレッツゴードンキをハナ退けました。ココロノアイの勝ち方は強いけど滅茶苦茶な競馬で課題は残ったという感じでした。負けたレッツゴードンキの方が完成度は高く安心して見ていられる感じすね。 ココロノアイスティービー・ワンダーの『心の愛(I Just Called to Say I Love You)』からなんでしょうかね?JRAのサイトの競走馬情報では「心の愛」としか書かれていません。「ステイゴールド」もスティービー・ワンダーの曲名からなのでおそらくスティービー・ワンダー繋がりだと思います。
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ココロノアイのゴール前の粘りはステイゴールド産駒らしい勝負根性を感じました。ステイゴールド産駒は牝馬やダートに弱いと言われてきましたが、牝馬の方はレッドリヴェールが去年の阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったり、重賞では馬券には絡みませんがアイスフォーリスが掲示板に載る程度の活躍までは見せています。 そう言えば菊花賞で17着だったアドマイヤランディはステイゴールド産駒のくせにダートしか勝ったことのない馬でした。 ココロノアイは順調に行けば阪神JFに向かうんでしょうかね。ステイゴールド産駒は阪神が得意なので阪神JF桜花賞は出てくれば馬券なりそうな気がします。 ココロノアイの母の父はデインヒルというフェノーメノと同じ血統背景を持つ馬です。さらに血統をよく見てみたら、母の母がマックスジョリー、その母がマックスビューティという血統でした。マックスビューティは87年に桜花賞オークスを制した名牝で、マックスジョリーは93年桜花賞オークスで3着だった馬です。ちなみにこの牝系は酒井牧場が生産しています。 93年の桜花賞オークスは覚えています。勝ったのはベガで2着はトウホクビジンではなくユキノビジンでした。エリザベス女王杯ホクトベガ(この馬も酒井牧場の生産馬)が勝ち、2着はノースフライト、3着はベガでした。この時のエリザベス女王杯で初めて万馬券を取りました。ホクトベガはこの後、芝のレースで勝てないレースが続きましたがダート路線に向かうと圧倒的な力で連勝を重ねて行きました。 ノースフライトはマイル路線に向かい94年に安田記念マイルCSを勝っています。ノースフライトは2001年のプリンシパルステークスに勝ったミスキャストを産み、ミスキャストは重賞勝ちはなかったのですが種牡馬になり、2012年の春の天皇賞を勝ったビートブラックを送り出しています。 ちなみにこの日の5レースの新馬戦ではダイワスカーレットの娘ダイワミランダ(父ハービンジャー)がデビュー勝ちを決めていました。ダイワスカーレットのようなフワッとした逃げであっさりと勝ちました。 逃げと言えば京都のスワンステークスではミッキーアイルも逃げ切りを決めていました。ミッキーアイルの目標はマイルCSですが、スワンステークスマイルCSを連勝した馬はニホンピロウイナーシンコウラブリイタイキシャトルの3頭だけのようです。
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