ぶら~りネット探訪

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『“新参者”加賀恭一郎「眠りの森」』を見た

録画していた新春ドラマスペシャル『“新参者”加賀恭一郎「眠りの森」』を見てみました。

阿部寛仲間由紀恵がバレエを見ているシーンから始まったので間違えて『TRICK』を録画してしまったのかと思っていたら『眠りの森』でした。

高柳バレエ団の事務所に侵入してきた男をバレエ団の女性が正当防衛で殺してしまう。所轄の太田刑事(柄本明)が捜査をしていると警視庁、捜査1課の加賀恭一郎(阿部寛)がやって来て、捜査に加わるというお話。

ニューヨークでもロケをやっていたようですが、アメリカ人の俳優が非常に安っぽく、あまり必然性を感じるシーンではありませんでした。阿部寛JALのCMに出ているからなんでしょうか?

平岳大が演じていた演出家がリハーサル途中に殺されたあたりから、嫌な予感がしたんですが事件の真相が解き明かされていくに連れて私の心は冷たくなっていきました。『北のカナリアたち』見た時に感じたガッカリ感に近いものがありました。平岳大のあの殺され方は冷静に考えるとかなり間抜けだし、最初の正当防衛の殺人もとっても不思議でした。そんなことで簡単に人を殺すのか?あんなに簡単に人が死ぬのか?

Shall we ダンス?』でたまこ先生を演っていた草村礼子が出ていたり、『桐島、部活やめるってよ』に出ていた前野朋哉が出ていました。どっかで見た顔だけど、すぐに思い出せなかったのですが、思い出せました。トリンドル玲奈も出ていました。石原さとみの唇はいつ見ても魅力的でした。

そう言えば柄本明東野圭吾原作の『流星の絆』にも出ていましたね。『流星の絆』はなぜか見ていたんですよね。多分、脚本が宮藤官九郎だったからだと思います。

バレエのシーンで凄いと思ったのは男性のバレエ・ダンサーがジャンプして脚をヒラヒラさせていたところです。あの人達はKバレエカンパニーの本物バレエ・ダンサーだそうです。

競馬のノーザンダンサー系の種牡馬にはバレエに関する名前が付けられることが多いのでニジンスキー、ヌレイエフ、リファール、サドラーズウェルズといった言葉は知っています。ウィキペディアで調べてみたらニジンスキーの半生を描いたミュージカル『『ニジンスキー~奇跡の舞神~』が2011年に宝塚歌劇団雪組で上演されていたそうです。振り付けは小林十市だったそうです。小林十市の祖父は落語家で人間国宝だった5代目柳家小さんで、弟は柳家花緑

途中に挟まっていた東野圭吾の新作のCMに阿部寛が出ていてドラマの本編にも劣らぬ出来でした。でも一番印象に残ったのはメナードの深田恭子のCMでした。

眠りの森 (講談社文庫)