ぶら~りネット探訪

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『たべるダケ』を見た

テレビ東京の金曜深夜に放送されている『たべるダケ』というドラマを見ました。

地下鉄日比谷線日比谷駅の中目黒方面のホームにはテレビ東京の番組のポスターが何枚か貼られていて、その中に『たべるダケ』の(主演の後藤まりこ)ポスターがあり何となく気になっていました。

1話と4、5話を見ました。1話目はネットで無料で見ました。番宣のポスターとドラマの中の後藤まりこの違いにかなり驚きました。ほとんど別人とまでは言いませんがポスターはかなり修正されている感じです。

原作は高田サンコの漫画なそうなんですが、原作は読んだことはありません。新井浩文が演じる柿野はバツ3のダメ男で、慰謝料や養育費の支払いのため昼夜に渡り働き詰めで疲れていた。そんなとき、柿野は街中でソフトクリームを食べている謎の女シズルと出会い、その食べっぷりに一目惚れする。シズルは神出鬼没で正体不明、その食べっぷりは出会った人次々にを魅了していくというお話。

シズルは本当にたべるダケの女でセリフは「いただきます」と「ごちそうさま」だけです。いや「ごちそうさま」はなかったような気もします。見どころはスーパースローで展開される後藤まりこの食べっぷりと調理シーンです。長めの「Cook Do」のCMみたな感じにも見えます。

2ちゃんのドラマ板を覗いてみると、「食べ方が汚い」、「後藤まりこがメンへラーみたい」、「後藤まりこが歳とりすぎ」などがありました。人がモノを食べているところは「汚い」か「エロく」に感じるかは受け取る側の個人差はかなりあると思いますが、私自身もこのドラマでの後藤まりこには残念ながらそれほどエロスは感じられません。でも汚いとか見るに堪えないとまでは思えません。

このドラマのもう一つの見どころは後藤まりこのコスプレですね。1話は特にありませんでしたが、4話では巫女さん、5話では朝ドラの『あまちゃん』みたいな海女さんの格好をしていました。『ビルマの竪琴』の水島(僧侶になってからの)の格好もしたようですね。6話の予告では『セーラー服と機関銃』のあのシーンパロディみたいなシーンもありました。

1話の「赤玉ミックス」を出す牛丼屋は実在する三品食堂というところのようです。押井守のアニメの出てきそうな牛丼屋のようで驚きました。昭和で時計が止まったような感じの店ですね。

むかしむかしTBSの深夜にやっていた『おかずな夜』の濱田マリはエロかった記憶があります。濱田マリの食べるシーンがまさにオカズになりました。まぁ、「思い出補正」がかかっている可能性は大ですが。しかし、濱田マリが女優として活躍していくとは想像できませんでした。

後藤まりこは「ミドリ」というバンドでボーカルとギターをやっていたそうで、全く知らない人かと思っていました。しかし、6月に放送された『タモリ倶楽部』の架空地図の回に出ているのを見ていました。さらに面影ラッキーホールの『あたしだけにかけて』にコーラスで参加していました。間奏で女「ゲッ~ダウン!」という叫び声は確かに記憶に残っていました。

後藤まりこは若いときの椎名林檎や元JUDY AND MARYYUKIの劣化番などと2ちゃんでは書かれていましたが、そのさらに元ネタはビョークですよね。

たべるダケ 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)