ぶら~りネット探訪

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『ロボゲイシャ』を見た

井口昇監督、水口亜矢主演の『ロボゲイシャ』を見ました。宇多丸さんが井口昇監督の前作『片腕マシンガール』を割と評価してのと、YouTubeの予告編が面白そうだったので見てみました。 風邪で体調が悪かったというせいもあるのですが、途中で寝てしまいました。映画を見ながら寝てしまったのは『ナチュラル・ボーン・キラーズ』以来です。 アクションシーンは面白いのですが、ドラマのシーンがかなり退屈ですね。水口亜矢が演じるヨシエが竹中直人生田悦子のグループと出会って、色々やっているところで寝てしまいました。 実写版の『ヤッターマン』が楽しめた人なら、楽しめると思います。当然、『ヤッターマン』よりもお金がかかっていないのでVFXについては若干、いやかなり見劣りする部分はありますが、しょうもない部分やバカバカしい部分に関しては『ヤッターマン』にも負けていないと思います。 悪役の志垣太郎と斎藤工はけっこういい感じでた。斉藤工という俳優は初めて見たのですが、普通にいい男なのにこんな映画出ているのが凄い!そして怪演ぶりも素晴らしい!特にクライマックスで斉藤工が城ロボットを操っているシーンは必見です。 ヒロインの水口亜矢もアクションシーンは頑張っていたとも思うのですが、普通の芝居をしている所が非常に眠気を誘いました。怒りで電話帳を破るシーンは昔のプロレスの外人レスラーのデモンストレーションみたいで笑えました。この人は芸者の髪型や化粧をしているときよりも髪の毛を下して普通の化粧している時の方がずっとかわいいですね。 ロボゲイシャということなので、ヨシエとキクエの姉妹は体を改造します。姉のキクエは胸にガトリングガン、ヨシエは脇の下に刀を仕込んだり、戦車に変形したりします。 生田悦子の姿は本当に久しぶりに見ました。『欽ドン!良い子悪い子普通の子』の良いOLや昼ドラなどによく出ていた記憶があります。竹中直人は相変わらずといった感じですね。竹中直人も膝に銃を仕込んでいました。 ロボゲイシャやテングンもいいのですが、城ロボットが私は気に入りました。城から手足が生えて動きまわる、しょうもないと言えばしょうもないのですが、あれを実写でやるというところに感動を覚えました。さらに城ロボットが市街地で暴れるシーンで城ロボットがビルを叩き壊すとビルから血しぶきが上がるシーンは笑えます。クライマックスで富士山に登ってくシーンもなかなか良かったと思います。 私は渋谷のシアターNというところで見たのですが、この映画館は座席の傾斜があまりなく、前の人の頭が邪魔でスクリーンが見にくい所があります。しかし、座席は座りやすく、背中や腰が痛くなることが全くありませんでした。そのために途中で寝てしまったのだと思います。 ちなみに渋谷のシアターNでの上映はもう終わっています。もう一つこの映画はPG12という制限があります。けっこう血しぶきが上がるシーンがあるのでお気をつけください。