ぶら~りネット探訪

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来春のNHK朝ドラは『ゲゲゲの女房』

asahi.comによりますと、NHKは22日、来年春からの朝の連続テレビ小説を「ゲゲゲの女房」に決めたと発表したそうな。『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる漫画家の水木しげるさんの妻、武良(むら)布枝(ぬのえ)さんを主人公に、極貧の結婚生活などを描く「笑って泣ける昭和の物語」だそうな。 朝ドラで実在の漫画家の話と言うと『マー姉ちゃん』を思い出しますね。『サザエさん』の長谷川町子の一家の話でした。長谷川町子役が田中裕子で、長谷川町子の姉の『マー姉ちゃん』の役が熊谷真美。主役は長谷川役の田中裕子というような気もしますが、主役は熊谷真美となっています。田中裕子は沢田研二と結婚したあたりから、ほとんどテレビに出なくなっちゃいましたね。最近は金鳥のCMくらいで見たくらいですね。ジブリのアニメの『もののけ姫』と『ゲド戦記』に出ていましたね。 朝ドラで水木さん夫婦の話をやるというのが、ちょっと信じられないですね。でも、1994年の『春よ、来い』は橋田壽賀子が自分自身の話を自分で脚本を書いていましたからね。しかも、『春よ、来い』はNHK放送開始70周年記念作品です。橋田壽賀子NHKも無茶しますね。 NHKが水木さんの原作をドラマ化するのは今回が3回目で、1回目は『のんのんばあとオレ』、2回目は『総員玉砕せよ! 聖ジョージ岬・哀歌』もとにドラマ化した『鬼太郎が見た玉砕 〜水木しげるの戦争〜』です。『鬼太郎が見た玉砕 〜水木しげるの戦争〜』は再放送でみました。水木さんを香川照之が演じていたのですが、これがなかなかいい演技でした。水木さんののらりくらりとした怪しいキャラクターを見事に演じていました。水木さんの奥さんの役は田畑智子でした。 今回の朝ドラの主役は水木さんの奥さんなので、水木さんの漫画家としての部分がどの程度描かれるがこのドラマのカギになると思います。「笑って泣ける昭和の物語」という部分をメインなりそうな嫌な予感もします。例えば水木さんの妖怪漫画に激しく嫉妬していた手塚治虫さんとのエピソードをはじめとする、他の漫画家たちとのエピソードがどの程度描かれるかが興味深いですね。できれば朝ドラの枠ではなく、別の枠でやって欲しいですね。藤子不二雄の『まんが道』は銀河テレビ小説でやっていましたね。ブレイク前の森高千里が出ていたのが記憶に残っています。 『ゲゲゲの女房』は映画にもなるそうです。水木さんの満88歳(米寿)、画業60周年のメモリアルイヤーにあたる来年の夏公開を予定しているそうです。確か今年は手塚治虫さんの生誕80年で没後20年だったような気がします。去年は赤塚不二夫さんも亡くなってしまいました。それにしても水木さんの生命力は凄いですね。鬼太郎もいまだにリメイクされ続けていたりしていますし。水木さんは妖怪なのかもしれませんね。