ぶら~りネット探訪

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「中島みゆきの夫です」と語りる寸借詐欺に実刑判決

YOMIURI ONLINEによりますと、歌手の中島みゆきの夫と偽り、2005年11月~昨年7月、交通費名目で5件計6万5000円を詐取したとして、詐欺罪に問われた無職相良保男被告(71)の判決が16日、大阪地裁であったそうな。

相良保男被告はこの間の06年12月、別の詐欺罪で有罪が確定しており、長井秀典裁判官は確定前の1件に懲役6月(求刑・懲役1年)、確定後の4件に同2年4月(同・同3年)のいずれも実刑を言い渡したそうな。中島みゆきの夫と語ったのは2005年11月で、大阪市内で中島みゆきの夫と名乗り、住宅建設会社役員に架空の商談を持ちかけ、「今日中に夜行バスで東京に帰らないといけないが、財布をすられた」と偽って2万円をだまし取ったそうな。この爺さんは寸借詐欺の常習犯で昭和50年代からこんなことを繰り返していたそうな。

「お時間拝借」ではなく「お金を寸借」と言う感じですね。この事件の面白さは「中島みゆきの夫です」と語ったところにあるわけですが、なぜこの爺さんは「中島みゆきの夫」と語ったのでしょうかね?「松任谷由実の夫の松任谷正隆ですが、音楽学校の事業を拡大したいので融資をお願いします」とか「山崎ハコの夫ですが・・・」ではどうなんでしょうか?まぁ、騙された方は「中島みゆきの夫」という言葉には騙されてはいなかったと思うのですが。

爺さんは中島みゆきについてはどの程度の知識があったかも知りたいところですね。やはり「地上の星」で中島みゆきを知ったのでしょうかか。夜行バスで東京へ帰る金が必要だと騙すところが、なんとなく「プロジェクトX」を連想させますね。夜行バスというところが「ヘッドライト・テールライト」でしょうか。

そして、この事件のもう一つキーポイントは中島みゆきには結婚歴がないということです。「ひとり上手」ですから。この爺さんはその辺の事情は知っていたのでしょうか?残念なのはこの事件は大阪で起こったことですね。中島みゆきの歌で大阪を舞台になっている歌は私の記憶ではありません。横浜だったら、「追いかけてヨコハマ」があります。追いかけてヨココハマ、あの人が逃げるというやつです。