ぶら~りネット探訪

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電気グルーヴの「J-POP」を聞いてみた

2008年のポピュラーミュージックのニュースと言えばガンズ・アンド・ローゼズが17年ぶりに「Chinese Democracy」をリリースしたこが大きいと思うのですよ。ナイン・インチ・ネイルズは「Ghosts I-IV」と「The Slip」の2つのアルバムをリリースしたりもしてました。そして電気グルーヴは8年ぶりに「J-POP」をリリースし、さらにもう1枚「YELLOW」もリリースしました。 「J-POP」というタイトルが電気グルーヴらしい捻りが効いていいていいですね、そしてクラフトワークのパロディみたいなジャケットがまた素敵ですね。最近は役者としての活動の方がメインなのではないかと思えるピエール瀧の顔が本物の役者みたいで、「笑い」があまり感じられないところが不思議です。 アルバム全体的な印象は抑制された様な落ち着いたトーンで統一されているような気がします。最初に聞いたときはYMOの「テクノデリック」を思い出しました。特に似ている曲があるわけではないのですが全体的に抑制されたトーンに共通点を感じました。 シングルカットされた「モノノケダンス」(「墓場鬼太郎」のオープニングテーマ)も特にこのアルバムの統一感から大きく離れているわけではなく、全く違和感がありません。「少年ヤング」もシングルカットされてましたが、この曲のビデオはあまりにもインパクトが強く、(80年代女性アイドルのパロディ)私はこの曲とあのビデオが未だに結びつきません。 「半分人間だもの」では「ム所で模範囚 また貸せ体臭」とい歌詞が出てきます。この歌詞を改めて聞くと加勢大周の逮捕を予言していたような感じもしてくるので不思議です。ちなみにこのアルバムは4月にリリースされています。石野卓球は昔インタビューで「歌詞なんて日めくりカレンダーや湯呑みに書いてある標語や格言、暮らしの知恵の抜き書き程度のものとしか考えていない」みたいなことを言っていた記憶があります。「アルペジ夫とオシ礼太」というタイトルもあまりにも思いつきと言う感じでいいですね。 「地蔵」はタイトル以外と言っては失礼ですが通りで牧歌的な暖かみのある曲になっています。ボコーダーで言っていることが、またしょうもなくて笑えます。 そう言えば2008年はPerfumeが「love the world」でテクノアーティスト史上初のシングルチャート首位獲得なんてニュースもありましたね。Perfumeがテクノというのはちょっと無理があるような気がしないでもないのですが。 J-POP
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