ぶら~りネット探訪

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「GHOST IN THE SHELL~攻殻機動隊~」を見る

GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊~」を見てみました。 この作品は原作は士郎正宗、監督は押井守で1995年に公開された映画です。以前にも書いたのですが、この作品と大友克洋の「MEMORIES」の公開時期がほぼ一緒で、私は「MEMORIES」の方を見ました。この作品はDVDになってから「マトリクス」を見た後で見ました。「電車男」の中でもこの作品と「マトリクス」の関係が語られていたような記憶があります。 簡単に言ってしまうとサイバーパンクなアニメです。とかく「マトリクス」との関係がよく言われますが、「ブレードランナー」の影響を強く感じます。電脳や義体という非常にハイテクな仕掛けと対照的な香港みたいな猥雑な街の風景の対比や記憶と個人の関係や生命とは何かとい哲学的なテーマが根底に流れているところがこの2つの作品の共通する部分かと思います。全体的な暗いトーンも似ていますが、「攻殻機動隊」には昼間のシーンがいくつかあります。 だからと言ってこの作品が詰まらないかと言うと、全くそんなことはありません。何回見ても飽きません。私が特に好きなのは外交官を少佐が暗殺するところですね。炸裂弾で外交官の頭が破裂するところが特に好いですね。水槽のアロワナが実は映像というのいいですね。あれよりもセコイ水槽と魚のディスプレイをNECが昔作っていた記憶があります。 やたらにヘリコプターが出てくるのは押井守がヘリコプター好きのせいだからですね。犬も出てきますがこの作品ではそんなに多くは出てきませ。次の「イノセンス」では犬はやたらに出てきます。バセットハウンドとい犬だそうです。こういった点が押井守の作品たらしめているところとも言えます。原作の士郎正宗の漫画をそののまま映画にしたわけではなく、パッチワークのように原作の漫画を継ぎ接ぎしたような内容が面白いところでもあります。この作品が面白いと感じたらぜひ原作の漫画を読んでみることをお勧めします。 GHOST IN THE SHELL~攻殻機動隊~
GHOST IN THE SHELL~攻殻機動隊~