ぶら~りネット探訪

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セックス・ピストルズの「勝手にしゃがれ!!」を聞いてみた

セックス・ピストルズの「勝手にしゃがれ!!」を聞いてみました。 去年はこのアルバムが発売30周年ということで、紙ジャケットで再発されたり、セックス・ピストルズ自体がオリジナルメンバーで再結成してみたりと色々と話題があったので去年のうちにこのアルバムを取り上げたかったのですが、図書館で去年のうちに借りることができず今年になってしまいました。 パンクの元祖なのですが、音そのものはポップで分かりやすく、聞きやすくなってます。特に「さらばベルリンの陽」や「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」、「アナーキー・イン・ザ・U.K.」は今聞いても普通にいい曲です。演奏はテクニック的には聞くべものはほとんどないのですが、聞きにくいということもありません。しかし、ジョニー・ロットンのボーカルスタイルはやはり特別なものがありますな。 そしてこのアルバムが素晴らしいのが邦題ですね。「Never Mind the Bollocks」のままだったら、日本ではそれほど記憶に残らなかったのではないかと思います。「勝手にしゃがれ!!」というタイトルはゴダールの映画の「À bout de souffle」の邦題だったり、阿久悠作詞の沢田研二のヒット曲だっりしますが、私はやはりジュリーが一番最初に頭に浮かびます。 このアルバムの中の曲の邦題もなかなか良かったりします。「Bodies」は「お前は売女」、「 No Feeling」は「分かってたまるか」、「EMI」は「拝啓EMI殿」となっています。素晴らしい邦題ですね。私が借りたCDには対訳が載っているのですが「お前は売女」は(割愛させていただきます)となっていました。 パンクとは何かということを非常によく表わしているアルバムだと思うし、そんな小難しいことを考えなくても充分楽しめるアルバムだと思います。 勝手にしやがれ(紙ジャケット仕様)
勝手にしやがれ(紙ジャケット仕様)