ぶら~りネット探訪

音楽、競馬、映画などについて非常にテキトーにダラダラと綴っていくブログでございますですよ。

「ジュークボックス英会話 Physical」を見た

今週もNHK教育の「ジュークボックス英会話」を見ました。

今回はオリビア・ニュートン=ジョンの「Physical」が取り上げられていました。この曲は1981年に大ヒットした曲でビデオが非常に話題になっていたのを覚えています。このビデオ1本のために数億円の制作費がつぎ込まれたという話を聞いたような記憶があります。当時見たときにも思いましたが、今回改めて見てみてもどこに金がかかってるのかよくわかりません。デブの男となかやまきんに君みたいなボディービルダーを何人か集めてオリビア・ニュートン=ジョンと一緒に撮影しただけにしか見えませんな。

マーティもなんだか今日はこの「Physical」については「ダサい」という言葉を連発し、あまりやる気が感じられませんでした。「Physical」に何か悪い思い出でもあったのでしょう?

テキストの「Physical」」の佐藤良明先生のコラムでは80年代以降のアメリカの白人のポップスが60年代の黒人のR&Bの影響を色濃く受けているということを書いていました。また、20世紀のアメリカの音楽ビジネスで新しいものの創造はジャズにしてもロックにしても、抑圧されていた黒人によってもたらせれていたとも書いています。マーティが今日はエルビスの「Let me be your teddy bear」を紹介していたのはただの偶然とはちょっと思えないような気もしました。エルビスが有名になる前に彼の歌声をラジオやレコードで聞いた人はエルビスを黒人だと思った人もいたらしく、当時は「黒人のように歌える白人の歌手」を白人の登場を望んでいたという話を聞いたことがあります。