今週もNHK教育の「ジュークボックス英会話」を見ました。
今週はデヴィッド・ボウイの「Heroes」が取り上げられていました。ボウイはとても好きなミュージシャンなので非常に楽しみにしていました。テキストの佐藤良明先生のコラムを読むと1973年のボウイの初来日のライブ(ジギースターダストのときのライブ)を見ていると書いてあったのでちよっと期待していましたが、なかなかいい内容だったと私は勝手に思いました。ビデオは初めて見たんですが、やはり70年代のボウイは地球人ばなれしたかっこよさというか美しさがありますね。
マーティもボウイのファンでエレベーターでボウイと一緒になって緊張したという話もよかったですね。マーティがボウイのファンだったとは知りませんでした。
「Heroes」の歌詞についてはボウイが実際にベルリンで暮らしていたときの体験をもとに書かれているということは知っていましたが、改めて詳しい解説を聞くとなんとも切ないく、それでいて深い内容であることが分かりました。絶望の果てに歌われるサビの"We can be heroes.Just for one day."という部分の本当の意味が分かったような気がしました。
私はボウイのベルリン三部作と言われる「ロウ」、「ヒーローズ」、「ロジャー」はそれほど好きではありません。私は「ジギースターダスト」から「ヤング・アメリカンズ」くらいの間が一番好きなのですが、この機会に「ヒーローズ」を聞きなおしてみたのですが、佐藤良明先生のコラムにもあるように後半のブライアン・イーノが大活躍するインストルメンタルの部分がなんとも言えませんな。この辺はちゃんと聞いていなかったことが改めてわかりました。
余談ですがマーティが"Nothing ~"という表現を使ったタイトルの曲でメタリカの「Nothing Else Matters」を紹介していたのは笑えました。私は"Nothing ~"と言うタイトルの曲ではシンニード・オコナー「Nothing Compares To You」を思い出します。もともとはプリンスの曲でした。
Heroes