ぶら~りネット探訪

音楽、競馬、映画などについて非常にテキトーにダラダラと綴っていくブログでございますですよ。

「プラダを着た悪魔」を見た

プラダを着た悪魔」を見ました。

TBSラジオ「ストリーム」の「克哉のブラボーシネマ!」でも取り上げられていたので、なんとなく話の内容は分かっていたのですが、期待していたよりも面白かったですね。

主演のアン・ハサウェイは嫌味のない感じの美人で、上司のメリル・ストリープに苛められながら成長していく物語はありがちな話なのですが、舞台がニューヨークのファッション雑誌の編集部なのでビジュアル的にはあまり飽きがきません。

アン・ハサウェイがニューヨークの街角を忙しく歩いていて、車の陰や曲がり角で一瞬アン・ハサウェイの姿が消えて、またアン・ハサウェイの姿が現れると衣装が変わっているシーンがとても良かったですね、プロモーションビデオぽい気もしますが。このシーンのバックではマドンナの「ヴォーグ」がかかってましが、この映画の元ネタはファッション誌「ヴォーグ」の話なのでこの曲はどこかで使われると思ってました。

あとはメリル・ストリープの編集長役がいいですね。不条理な無理難題を押し付ける部分はある程度、映画としてお約束の部分だし、知っていたりしたのでそれほど面白くは感じなかったのですが、パリに行ってからのエピソードでのメリル・ストリープがいいですね。メリル・ストリープのせいでオカマのおじさんは出世を潰されて、ショボーンとなってしまうのがまた笑えました。余談ですが、メリル・ストリープがあの髪型で眼鏡(サングラス?)をすると「博士の異常な愛情」のDrストレンジラブ(ピーター・セラーズ)に似ているような気がしました。

この作品を見て「仕事とは」と言う人もいますが、あくまでハリウッド映画ですねので、深く考えずに楽しめる映画だと思います。