ぶら~りネット探訪

音楽、競馬、映画などについて非常にテキトーにダラダラと綴っていくブログでございますですよ。

連続放火犯の元NHK記者に懲役7年の判決

YOMIURI ONLINE関西発によりますと、大津市などで2005年に起きた連続放火事件で、現住建造物等放火などの罪に問われた元NHK大津放送局記者の笠松裕史被告(25)(懲戒免職)の判決公判が23日、大津地裁であり、長井秀典裁判長は「(犯行当時)重度のそう状態で心神耗弱状態だったが、自己の悩みを解消しようとした動機は身勝手で酌量の余地はない」として、懲役7年(求刑・懲役12年)を言い渡したそうな。 笠松裕史被告は放火犯としてもとんでもない奴なのですが、学生時代に開いていた「笠松ワールド」というホームページが事件後、掘り返されて、その内容のくだらなさまでが暴かれていました。(このブログでもネタにしました。) しかし、求刑12年に対して判決が7年と言うのは軽いですね。ちなみに2004年にドンキに放火した女は無期懲役でした。ドンキの場合は3人の死者がでていて、この元NHK記者の放火では死者が出ていないのが大きいと思うのですが、逮捕から判決が出るまで1年くらいかかっているので最長でもあと6年、笠松被告は塀の中で暮らせばいいというのはちよっと腑に落ちませんね。30過ぎた頃には娑婆に戻ってこれるんですよ、8件も放火をしておいて。 自分で建てた家が笠松被告に放火されて全焼した大津市内の大工の男性もこの量刑には驚いていて、「(懲役7年と)刑が短くてびっくりしたが、被告はまだ若い。罪を償って社会に復帰し、まともな道を歩んでほしい」と話しています。良い人ですねこの大工さんは。私はやっばり刑が軽すぎると思いますね。動機が「職場で上司から厳しい指導を受け続けたことなどで将来を悲観し、死にたいという気持ちを募らせた一方、死にたくないという気持ちもあり、葛藤(かっとう)に悩むうちに衝動的な犯行に及んだ」というのもちょっと納得できないですね。仕事のことで悩むなとは言いませんが、そんなことで他人の家に火をつけるのはマズいでしょう、いくらなんでも。 ちなみにNHK広報局は「元職員が実刑判決を受けたことを厳粛に受け止めています。今回の事件の重さにすべての役職員が思いをいたし、より高い倫理観を持って職務に取り組んでいきたい」とのコメントを発表したそうな。