ぶら~りネット探訪

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ジー・オーグループの大神源太被告に懲役18年の求刑

YOMIURI ONLINEによりますと、高配当をうたい、通信販売事業などへの投資名目で資金を集めていた「ジー・オーグループ」による巨額詐欺事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)と詐欺の罪に問われた同グループ元会長・大神源太被告(44)の公判が22日、東京地裁であり、検察側は、「ワンマン経営者としてカリスマ性で詐欺集団を率いた。まれにみる大規模な詐欺事件で、被害者の精神的苦痛は大きい」として懲役18年を求刑したそうな。 大神源太の裁判まだやっていたのですね。それもまだ、一審の論告求刑とは。大神源太ジー・オーグループで架空の投資話で約13億4000万円を集めたけど、全く資金を運用せず、もちろん投資した人には配当は出さなかった詐欺事件です。(詳しくはウィキペディアをご覧ください。)架空の投資話、儲け話で資金を集めるという手口は特に目新しいことではないのですが、大神源太が凄いのは集めた金で「ブレード・オブ・ザ・サン」という映画を自分が主演で作ったことです。しかしながら、事件が発覚しこの作品は公開されていません。今日もテレビでこの作品の一部が流れていました。ジャン=クロード・ヴァン・ダム(ジー・オーグループのCMにも出演)やスティーヴン・セガールのアクション映画のようで、とてもB級臭い(実際にはそれ以下かもしれませんが)感じがします。1800円くらいなら騙されてもいい気がします。 また、大神源太は自分の肉体美を誇示するのが好きなようで、自分のカレンダーも製作していました。事件発覚当時、どこからともなくこのカレンダーは流出し、ヤフオクなどにも出品されていました。 人を騙して集めた金で自分が主演の映画を撮るという発想はバカバカしくて好きですね。それで映画も面白くて、収益を上げられば良かったのですが、公開できずにそのままお蔵入りというのが残念です。 しかし、詐欺で懲役18年の求刑というのはけっこう重いですね。単純な詐欺ではなく組織犯罪処罰法違反ということで重くなっているのだと思うのですが、どうせならライブドアホリエモンもこんな感じで裁けないものなのでしょうか。