ぶら~りネット探訪

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「社会派くんがゆく! 維新編」を読んだ

唐沢俊一村崎百郎社会時評(?)対談集「社会派くんがゆく! 維新編」を読んでみました。この本は2006年1月に出版された本です。 「社会派くんがゆく! 」のシリーズもこれで確か5冊目になると思うのですが、私はこのシリーズは全て読んでします。いつの間にかWebマガジンという形になって、普通にWebでも読めるのですが、本にまとめられたものを読むほうが私は好きです。 「維新編」では2005年の事件、事故、政治・経済について二人が相変わらずの鬼畜ぶりを発揮し、暴言を吐きまくっています。しかし、よく読んでみると二人の言っていることは実は暴言や暴論ばかりでなく、正論や極まっとうなことの方が多いと私は感じてしまいます。ロンドンの自爆テロが起きたときの号外の「テロに慣れろ、テロに対しては冷笑&無視」や「選挙は泥棒たちの人気投票、妖怪大戦争、民主主義は衆愚政治」というの正論ですな。対照的にタリウムで母親を毒殺しようとした少女を高く評価しているところは非常に鬼畜らしくていいですね。 唐沢俊一ヒロポン(覚せい剤)に対するこだわりも面白いですね。ヒロポンが日本の戦後の経済や文化の復興を支えたという話を唐沢俊一はときどきしてます。この「維新編」でも短いコラムでヒロポン塚でも立てて供養してやれと言っていますし、最近もTBSラジオの「唐沢俊一のポケット」でもヒロポンと戦後文化について話していました。 社会派くんがゆく! 維新編
社会派くんがゆく! 維新編