第66回皐月賞は石橋守騎手のメイショウサムソンが優勝
第66回皐月賞は6番人気の石橋守騎手のメイショウサムソンが優勝しました。1番人気のアドマイヤムーンは4着でした。詳しい成績はこちら。
デビュー22年目で初めての中央競馬でGⅠを制したベテラン騎手の石橋守騎手は本当によかったですね。石橋守騎手と言えば私はライブリマウントで交流重賞で活躍し、第1回ドバイワールドカップにも出場していたことを思い出します。やや地味ですが堅実なイメージの騎手ですね。武豊と仲が良く一部では「武豊の影武者」と言われていた記憶があります。
スーパー競馬ではサンデーサイレンスの産駒が今年のクラッシックで終わりということなのでサンデーサイレンスの特集をやっていたのですが、皐月賞を勝ったメイショウサムソンはオペラハウス産駒、二頭出走させてパドックでインタビュー受けていた関口房朗のフサイチジャンクが3着フサイチリシャールが5着という皮肉な結果になっていました。二頭出して二頭とも掲示板に載ると言うのは立派だと思いますが。
メイショウサムソンは父がオペラハウスで母の父がダンシングブレーヴ でノーザンダンサーの血が濃いのですが、母方にはプリンスリーギフトがいたり、フォルテノがいたり、牝馬ながら天皇賞、有馬記念を勝ったガーネットがいたり面白い血統ですね。2着のドリームパスポートは父はフジキセキで母の母がゴールデンサッシュで、ゴールデンサッシュはステイゴールドの母になります。
スーパー競馬では人気馬がいまひとつだったために盛り下がっていたのが残念でした。アドマイヤムーンや他の上位人気馬にもダービーでも巻き返しはあると言っていましたが、どうなんでしょう?フチイチジャンクや明らかに目標がダービーのジャリスコライト以外は巻き返しは難しいのではないかと私は思います。
石橋守騎手のメイショウサムソンが二冠と言うのも地味な感じがして、見てみたいですね。二冠馬と言えばトウカイテイオーの安田隆行、ミホノブルボンの小島貞博、サニーブライアンの大西直宏みたいな、地味で苦労人の騎手とのコンビが目立つので可能性が少ないわけではないような気がします。