ぶら~りネット探訪

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大滝詠一の「ロングバケーション」を聞く

A LONG VACATION 20th Anniversary Edition
A LONG VACATION 20th Anniversary Edition
       大滝詠一の代表的なアルバム「ロングバケーション」を改めて聞いてみました。 このアルバムは1981年の発売ということなので今年で発売25周年、四半世紀ですね。アナログ、CD、リマスター盤を含めた総売上は200万枚に達するという話です。たいしたものですね。私がこのアルバムをちゃんと聞いたのは2年前です。シングルカットされた曲やカバーされた曲などは昔から知っていましたが、アルバムとしてちゃんと聞いたのが2年くらい前が初めてでした。 大滝詠一の話によると「ナイアガラカレンダー」と「ロングバケーション」は同じ構造になっているというのですが、「さらばシベリア鉄道」が歌詞の中に12月という言葉が出てくるので12月というのは分かるのですが他は何月なのか分かりません。「さらばシベリア鉄道」以外は全部夏のような気がします。 ウィキペディアの「大瀧詠一」には、
パスティーシュとも言えるような作品もあるといわれるが、海外の音楽に詳しくないと(あるいはある程度詳しくても)、どの作品に由来しているのか、よくわからないことが多いようである。そのせいか、本人の楽曲は他の音楽作品(特に洋楽)と似通った部分がいくつかあり、しばしば指摘されることもある。そのことについては本人も言及している。
と書かれていますがはっきり言うとパクリが多いということです。 「君は天然色」⇔「Everybody Loves a Clown」 Gary Lewis And The Playboys 「さらばシベリア鉄道」⇔「Johnny Remember Me」 John Leyton 「カナリヤ諸島にて」⇔「Please Let Me Wonder」 The Beach Boys 「恋するカレン」⇔「The Sun Ain't Gonna Shine (Anymore)」 Jay Black 「スピーチ・バルーン」⇔「Puff(Magic Doragon」 Peter, Paul and Mary 元ネタのリンク先はアメリカのiTMSです。「カナリヤ諸島にて」、「恋するカレン」、「スピーチ・バルーン」は部分的に似ている程度ですが、「君は天然色」と「さらばシベリア鉄道」はそのままんまって感じです。オマージュやパステーシュの域を超えています。厳しいかもしれませんが、オレンジレンジやB'zとやっていることはさほど変わりません。 大滝詠一は嫌いではありません。むしろ好きなミュージシャンなのですがこのアルバムを名盤とは私は思えません。大滝詠一はやっぱり音頭やノベルティタイプの曲ですね。