Ｗｉｎｎｙ篠原県議の「お願い状」２ちゃんねるに流出

読売新聞によりますと、自民党愛媛県連総務会長の篠原実県議(56)のパソコンがＷｉｎｎｙの使用により「仁義なきキンタマウィルス」に感染し、同県議の選挙区の有権者名簿3万人分と支援者の名簿1200人分などが流出したそうな。また、支持者の子弟の就職試験に際して便宜を図るよう口利きし、県教委や地銀幹部に送った「お願い状」など3通が2ちゃんねるに流出したそうな。(流出というか2ちゃんねるに貼られていました) 私はWinMXもWinnyも使ったことがないのでこの手の話題に疎いし、あまり興味がないので該当するスレなどは特に探していなかったのですが、ホリエモン関連のスレを見ていたら偶然、篠原実県議のPCから流出したであろうファイルが貼られていました。私が見たのは「お願い状」が1通、あとはデスクトップの画面、ファイルの一覧の画面、ポエム？のような文書でした。他にもゴルフコンペの案内状があるらしいのですが、この案内も内容に問題があるようです。 Winny使う人も大変ですな。篠原実県議は本人がWinny使っていたんでしょうか？Winnyでどんなものをダウンロードしていたかも気になるところです。篠原実県議は自民党県連執行部メンバーに辞職も含め身の処し方を相談したのですが慰留されたと愛媛新聞は伝えています。 余談ですが現在の愛媛県知事の加戸守行氏の経歴も素敵だ。旧文部省で文化庁の著作権課長や旧文部省・教育助成局長などを経て文部省の大臣官房長に登りつめているのですがリクルート事件に連座しています。その後は天下りで日本芸術文化振興会理事長、日本音楽著作権協会（JASRAC）理事長などを経て、1999年に愛媛県知事に当選しています。元JASRAC理事長の知事にWinny県議というなんとも妙な組み合わせですな、愛媛の政界は。 加戸守行知事にはいいエピソードがいくつかあるようで、松山市の全館禁煙の県立中央病院で煙草を吸っていたことが発覚し、 知事は「全館禁煙の認識はあったが、灰皿があったから…。気の弱さかもしれません」と釈明。 「これを機にたばこをやめてはどうか」と突っ込まれ「私に禁煙しろというのは極論すれば死ねということ。人に迷惑を掛けないように吸いたい」と答えたそうな。また、2001年、2002年の県立中学（中高一貫校）、県立学校の教科書採択に際し、注目された歴史教科書について、賛否両論があるなか、「扶桑社版がベスト」と発言したそうな。この人ちょっと脇が甘そうですねぇ、愛媛県はいい県だなぁ。