今年からGⅡに格上げになった富士ステークスを見に行ってきました。
レースはスマイルカナとシーズンズギフトが後続を離して前半の600メートルを33秒8でに逃げて、3番手にラウダシオン、そのその後にタイセイビジョン、ヴァンドギャルド、ペルシアンナイトが構えるという展開。スマイルカナは直線を向いてもしばらく頑張っていましたが、ラウダシオンが馬場の真ん中から抜け出にかかるところを内からペルシアンナイト、外からヴァンドギャルドが襲いかかり、残り100メートルを切る辺りでヴァンドギャルドがラウダシオンを突き放し1馬身1/4差をつけて優勝しました。3着にはヴァンドギャルドのさらに外から追い込んできたケイアイノーテックがペルシアンナイトを交わして入りました。
重賞未勝利だったヴァンドギャルドがGⅠ勝ち馬3頭を抑えての優勝となりました。乗っていたのは福永祐一。そういえば先週の土曜日、松山弘平は東京競馬場で騎乗し、日曜日は京都でデアリングタクトに乗って無敗の牝馬三冠を達成していました。富士Sの勝ちタイムはスマイルカナとシーズンズギフトが逃げた割には速くなく、1分33秒4の決着となりました。ケイアイノーテックはNHKマイルCを勝って以来の馬券圏内となりました。馬券はヴァンドギャルドとラウダシオンのワイドを持つていたのでなんとか当たりましたがマイナスでした。ペルシアンナイトが3着に粘ってくれればプラスになったのに。
5レースの芝2000メートルの新馬戦はレシステンシアの半弟、グラティアスがスローペースで逃げて新馬勝ちを決めていました。2分6秒2という勝ち時計では評価のしようがありません。2番人気のアウトオブザブルーはいいところなく6着に破れました。JRAのサイトの馬名の意味でアウトオブザブルーは「青天の霹靂。予想だにしない活躍を期待して」となっていました。アウトオブザブルーと聞くとELOというバンドが1977年にリリースした2枚組のアルバムを思い出します。ちなみに岡村靖幸のデビューシングルは『Out Of Blue』(アウト・オブ・ブルー)です。
9レースのアイビーステークスはマリアライトの初仔オーソクレースが勝っていました。1番人気のタピット産駒バニシングポイントは先行して直線で力尽きで7着でした。アイビーステークスの歴代の勝ち馬の中にはにはグラスワンダー、ソウルスターリング、クロノジェネシスがいます。ちなみ去年の勝ち馬はワーケアでした。
新潟のメインレースは新設された新潟牝馬ステークスでした。リステッドレースではなくオープン特別で、エリザベス女王杯のトライアルでもありません。雨の中3番人気のウラヌスチャームがエスポワールに7馬身差をつけてい勝っていました。