ぶら~りネット探訪

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市川愛の『MY LOVE,WITH MY SHORT HAIR』を聞いた

市川愛の『MY LOVE,WITH MY SHORT HAIR』というアルバムを聞いてみました。このアルバムは2018年にリリースされました。 市川愛のことは『菊地成孔の粋な夜電波』で知りました。このアルバムも番組の中で何曲かかかっていたはずですが記憶にありません。『菊地成孔の粋な夜電波』は菊地成孔の喋りやコントに集中していて音楽についての記憶があまりありません。 iTunesで取り込むとジャンルは『Jazz』になっていました。聞いた感じはジャズと言うよりもAORといった感じですね。シティ・ポップというジャンルがありますが、ウィキペディアによりますと泰葉の音楽もシティ・ポップに分類されるみたいです。 『ダメなあたし』という曲は自虐的だけどコミカルな歌詞が笑えます。菊地成孔のアレンジも素敵です。菊地成孔クレイジーキャッツのファンでした。ある意味クレイジーキャッツに通じる部分もあるよなないような。エンディングがため息というのもさすがです。 『悪事』はオーニソロジーの辻村秦彦とのデュエット。辻村秦彦の声を聞くとなぜか博多華丸を思い出してしまいます。カスレたようなハスキーな声が似ているように思えます。曲の間奏で市川愛が第四の壁を破って語りかけていきます。市川愛は実生活では二股はかけたことはないそうです。 『My Love, With My Short Hair』では市川愛はラップもやつています。このラップを聞いていたらJAZZ DOMMUNISTERSなどにI.C.Iとして参加していのを思い出しました。 『あこがれ』や『青い涙』は菊地成孔が言うところの「OLさんが泣きながら聞く曲」に聞こえます。バックトラックがアコースティック・ギターとピアノでシットリしたバラードでグルーヴ感がほとんどありません。こういった曲は苦手です。『水で薄めた恋』もそういった傾向はありますが、まだなんとか聞けます。 『Play for keeps』はアコースティック・ギターが凄く気持ちいいですね。平岡遊一郎という人が弾いているそうです。何気なく聞き流してしまっていましたが、改めてよく聞いてみるとイントロのリフレもカッティングの切れ味、ソロのフレーズどれを聞いても素敵です。 収録は全部で11曲ですが、リミックスバージョンなとが3曲入っています。良く言えば幕の内弁当的で悪くいうとまとまりがない感じがします。市川愛の歌は下手じゃないけど強烈な個性があまり感じられません。ラップをもっとやった方が良かった気もします。