ぶら~りネット探訪

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『松之丞&居島参戦!スタンダップコメディ年末決戦!型破り五人男』を見に行った

12月28日に紀伊国屋ホールで行われた『松之丞&居島参戦!スタンダップコメディ年末決戦!型破り五人男』を見に行ってきました。 今一番チケットが取れにくいと言われる講談師、神田松之丞と米粒写経の右翼の方の居島一平が生で見れてラッキーでした。 神田松之丞を知ったのは米粒写経のアニメオタクの方のサンキュータツオがやっている「渋谷らくご」のポッドキャストを聞いたのがきっかけです。それからTBSラジオの『神田松之丞 問わず語りの松之丞』を聞くようになりました。このラジオのディレクターは『菊地成孔の粋な夜電波』と同じ人でした。ちなみに菊地成孔のラジオは今日が最終回、残念です。 神田松之丞は飛躍の年だったのか、それとも飛躍の脚がかかりの年だったのか。とにかくテレビ、ラジオに雑誌によく出ていました。伊集院光の朝のラジオと大竹まことゴールデンラジオ!にゲストで出たときが面白かったですね。 スタンダップコメディアメリカンの漫談みたいなもので、立川談志も落語のマクラで話したり、実際にやっていたみたいです。 この日は居島一平ぜんじろうラサール石井、神田松之丞、清水宏の5人がスタンダップコメディを演っていました。 神田松之丞は白いラメ入りのジャケツで登場。中学時代にEDになった話から伊集院光のラジオとの出会い、立川談志の落語を聞いてときの衝撃を経て講談師になった経緯を語っていました。そして落語芸術協会の臨時理事会で2020年に真打ち昇進が決まったと報告していました。舞台の袖からチラッと春風亭昇太が登場するというサプライズもありました。正直、ラジオみたいな毒はほとんどありませんでした。昇太を「笑点に魂を売った男」と言ったくらいですかね。最後は三本〆で真打ち昇進を祝いました。 居島一平はミュージカル、劇団四季の批判から、『マンマ・ミーア』を『七人の侍』的な解釈で演じるとどうなるかというネタで古典落語みたいなサゲが決まっていました。 ぜんじろうは師匠の上岡龍太郎立川談志と関係からスタンダップコメディに至るまでの経緯を話していました。立川談志が話していた伝説のスタンダップ・コメディアン、レニー・ブルースやその娘さんと交流があることも話していました。ぜんじろうは現在、インドとスリランカでテレビでレギュラーを持っていると言っていました。清水宏の紹介はインドとパキスタンで言っていたのが笑えました。 ラサール石井は『メタルマクベス』の舞台が終わった後に駆けつけたそうです。『メタルマクベス』が360°回転劇場で上演されている話から、ラサール石井が左翼芸人と言われていること、安倍政権批判そして360°回転劇場に話が戻ってくるという構成でした。 トリは日本スタンダップコメディ協会会長の清水宏が登場。劇団員のあるあるネタを話していました。最後は居島一平を除く出演者と昇太が登場。(居島一平は次の仕事に向かったそうです。)昇太はスタンダップコメディの舞台に立つことを約束させられていました。 凄く久しぶりに紀伊国屋ホールに行ってみたのですが、意外と狭くて驚きました。大きさや客席の数は北沢タウンホールとそれほど変わらない感じですね。
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