日本では2017年に公開されたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』のサントラを聞いてみました。
たまたま甲子園の慶応対中越のテレビ中継を見ていたら聞き覚えのあるメロデーをブラスバンドが演奏しているけど、何の曲かすぐには分からず自分の脳の中のShazamをフル回転してみたらどうも『ラ・ラ・ランド』のサントラの曲のようで、「ラ・ラ・ランド 甲子園」で検索してみたら大阪桐蔭が去年の夏に『Another Day of Sun』を演奏している動画が出てきました。
慶応対中越の中継を見続けていたら『Another Day of Sun』は中越のブラスバンドが1番打者の時に演奏していることが分かりました。高校野球の応援と言えば『コンバット・マーチ』、『狙い撃ち』が定番で、最近では『あまちゃん』のオープニングテーマも演奏されていると言う噂も聞いていましたが、まさか『ラ・ラ・ランド』の曲が演奏されているとは思いませんでした。
『ラ・ラ・ランド』はロードショーで見ています。面白かったけど、オリジナルのサントラは今ひとつ印象に残りませんでした。最近テレビの情報番組かなにかのBGMで『ラ・ラ・ランド』のサントラが使われていて、サントラを改めて1ヶ月前に聞き直していたところです。
『ラ・ラ・ランド』の音楽はジャスティン・ハーウィッツという人がほとんどの曲を担当しています。『Another Day of Sun』やその変奏曲『Someone in the Crowd』はいいですね。明るい曲なんですか、なぜかちょっと感傷的な気分にもなります。
『Planetarium』はセブとミヤがグリフィス天文台に忍び込み、天にも昇る気分になって、本当に天に昇って行くシーンの曲でした。
『Audition (The Fools Who Dream)』はミアのオーデションのシーンで、一人芝居から歌に変っていくシーンの曲。エマ・ストーンは喋っている時はちょっとダミ声ぽいけど歌になると澄み切った声に変わるとこが不思議。映画ではこのシーンが一番グッと来ました。
ジョン・レジェンドが歌う『Start a Fire』も収録されています。さすがにこのサントラの中ではかなり浮いています。映画の中でもジョン・レジェンドが出てくるシーンはちょっと無理があるように感じられました。ライブのシーンでセブ(ライアン・ゴズリング)の弾くキーボードの鍵盤の色が凄かったのが記憶に残っています。ちなみに私が聞いたのは15曲入の通常盤をで『テイク・オン・ミー』は入っていませんでした。
『ベイビー・ドライバー』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のような既存の曲のサントラもいいですが、完全にオリジナルのサントラももちろんいいですね。
