第85回日本ダービーを見に行った
日本ダービーを東京競馬場に見に行ってきました。
レースは逃げ粘る皐月賞馬で4番人気のエポカドーロを道中6番手に構えた5番人気のワグネリアンが残り100メートルを切ったあたりから捕らえにかかりゴール前で半馬身をつけて優勝しました。3着には好位から16番人気のコズミックフォース粘り込みました。
ダービーと同じ距離の8レースの古馬1000万円以下条件、青嵐賞の勝ちタイムが2分22秒9というジャパンカップみたいなタイムが出る高速馬場で芝のレースは先行が有利な馬場状態でした。
エポカドーロの逃げは予想はできましたが、外枠17番で後方から末脚にかけると思われていたワグネリアンが6番手に構えてたのには驚きました。そして今までのダービーでの苦い経験をすべて振り払うかのような福永祐一の鬼気迫る騎乗、お見事でした。
皐月賞1番人気で負けてダービーで巻き返すパターンは結構あるようですね。ウイニングチケットを思い出しました。あのときも柴田政人の悲願のダービー制覇でした。
勝利ジョッキーインタビューで最後に一言といアナウンサーに言われていのに結構長く話していたのが可笑しかったです。ダービージョッキーになった嬉しさが爆発していたようでした。
ダービーのパドックではエポカドーロの姿が最初はなく、エポカドーロは後からパドックに入り、横に誘導馬を伴って周回するという異常事態。NHKマイルカップのパドックでは同じオルフェーヴル産駒のロックディスタウンが立ち上がって転倒していたので非常に嫌な予感がしました。
今年はステイゴールド産駒が最後のダービーだったのでステイフーリッシュとエタリオウの単複を少々、ルメールの調子が良かったのでステルヴィオの単複も少々、そしてエポカドーロの単複を厚めに買おうと思ったのですがパドックの異常事態を見て困ってしまいエポカドーロの単複も買いましたがダノンプレミアムの単勝を一番厚く買ってしまいました。
ダノンプレミアムはデータ的には完全に消し(朝日杯の勝ち馬はナリタブライアン以来ダービー勝ちはなし、弥生賞からの直行はダービー勝ちはなし)というのは知っていましたが、高速場とパドックの異常な雰囲気に私も冷静さを欠いてしまいました。ダノンプレミアムはこの後、ダノンプラチナのようになって行くような気がします。
エポカドーロはステイゴールド、オルフェーヴルの血を引いているだけに気性的には一筋縄ではいかないということが分かりました。しかし、高速馬場にも対応して底力を見せてくれました。菊花賞よりも有馬記念の方が合っているような気がします。
エタリオウもあわやというシーンを見せてくれました。直線で斜行したためボウマンは6月2日から10日まで騎乗停止になっています。ステイフーリッシュ中団にかまえてそのままゴールという感じで10着でした。
目黒記念はウインテンダネスが勝ってパフォーマプロミスは3着でした。デムーロが乗っていたのでパフォーマプロミスは楽に勝てるかと思っていたのですが残念でした。ここを勝って宝塚と思っていましたが、秋に期待します。
安田記念に出るものだと思っていたモズアスコットが京都のメイン、安土城ステークスに出ていたのにも驚きました。坂井瑠星の不味い騎乗で出遅れて追い込んでダイメイフジの2着というもったいないレースをしていました。
今回はメモリアルスタンドのi-Seatを取ることができました。初めてダービーを指定席で見ることができました。メモリアルスタンドだとフジビュースタンドに比べて臨場感がありません。その代り、空調が効いて快適です。