第34回 ホープフルステークスを見に行った
中山競馬場に今年からGⅠに昇格した第34回 ホープフルステークスを見に行ってきました。
道中はほぼ最後方にかまえた1番人気のタイムフライヤーが直線だけで勝負を決めて優勝しました。2着には中団から追い込んだ4番人気のジャンダルム、3着にも追い込んだ8番人気のステイフーリッシュが入りました。
重賞勝馬がジャンダルムだけでどんぐりの背比べかと思っていたらキャリアの差なのかタイムフライヤーの力が1つ抜けていました。古い話で恐縮ですがナリタタイシンの皐月賞を思い出しました。新馬戦でタイムフライヤーはロックディスタウンに負けています。ハーツクライ産駒が右回りのGⅠを勝つのはこれが初めてだそうです。
ホープフルステークスは前身はラジオたんぱ杯3歳ステークスで1988年から2013年まで有馬記念当日に行われていたホープフルステークスとは別物だそうです。1992年にはウイニングチケットが勝っていたのを覚えています。
馬券はよく分からなかったので1番人気のタイムフライヤーの単複中心に買い、春にGⅠに昇格した大阪杯を勝っている武豊の乗るジャンダルム、年間GⅠ最多勝記録のかかるミルコ・デムーロが乗るルーカス、去年のマイネルスフェーンの再現を狙ってステイゴールド産駒のステイフーリッシュの単複を100円ずつ買ってみました。タイムフライヤーしか見ていなかったらステイフーリッシュまで突っ込んできたので驚きました。
ステイフーリッシュは12月10日に中京の新馬戦を勝ったばかりでGⅠ最短勝利の記録がかかっていたそうです。「ステイフーリッシュ」は今は亡きアップルの創業者スティーブ・ジョブズのスピーチからだそうです。「成長しても、やっぱりバカ」という『おそ松さん』のキャッチコピーとは違うようです。社台RHのステイゴールド産駒で活躍している馬がなかなか思い浮かびません。オルフェーヴルと同期のフェイトフルウォーが京成杯とセントライト記念を勝っていました。
表彰式のゲストプレゼンターはタレントの武田玲奈が来場していました。ちなみにセゾンカードのCMで頭で瓦を割っていたのは武田梨奈の方です。
この日はヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンドも8レースと10レースで行われて船橋競馬所属の臼井健太郎騎手が1ボイント差でJRAの岩崎翼を抑えて優勝しました。ヤングジョッキーズシリーズの表彰式にはヤンキースの田中将大投手がゲストプレゼンターで来場していました。臼井騎手はインタビューの最後で中央競馬今日で終わりだけど明日は大井競馬が開催しているのでぜひ来てくださいと言っていました。
今回はJRAカードの指定席の抽選がはずれたので当日売りの指定席を取りました。朝8時くらいに中山競馬場にの中央門についたら既にかなりの列ができていましたが、なんとかキングシートを取ることができました。