3月23日にNHKホールで行われた山下達郎のライブ『PERFORMANCE 2015-2016』を見に行ってきました。
NHKホールに着いたらすでに開演時間の18時30分を回っていいて、3階までたどり着いてら1曲目の『SPARKLE』が始まっていました。4曲目の『DOWN TOWN』が終わってMCが入るまで席につくことができませんでした。『DOWN TOWN』が終わってMCを挟んだ次の曲は『土曜日の恋人』で『オレたちひょうきん族』でも見ている気分になりました。
2015年で山下達郎はシュガー・ベイブでデビューして40周年ということで今回のツアーは『SONGS』からの4曲演奏されていました。『SHOW』や『いつも通り』といった曲が聞きたかったのですが演奏されませんたでした。『すてきなメロディー』が演奏されたのは嬉しかったです。
40周年ということもあり山下達郎のキャリアを全般的に振り返るような選曲で、『WINDY LADY』、『BOMBER』、『DANCER』といった曲が演奏されたのが嬉しかったです。そういえば『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』からの曲は演奏されていませんでした。
山下達郎のMCは落語の小言幸兵衛の様な感じで愚痴っぽかったりして、チケットの転売ヤーやセットリストをネットに上げる人に対して愚痴愚痴と言うことが多いのですが、今回はあまりそういった話は少なかったですね。 でも、もう『クリスマ・イブ』はライブで演奏するなというリピーターに対しては文句を言っていました。
相変わらず日本はカバーブームだけどカバーする曲はベタな曲ばかりでと言っておいて、その後にフランキー・ヴァリの『君の瞳に恋してる』を歌ったのには笑いました。ちなみに五木ひろしは『RIDE ON TIME』を、E-Girlsは『恋のブギ・ウギ・トレイン』をカバーしています。
『LET'S DANCE BABY』の後半はナイアガラの曲をメガ・ミックスのように歌い繋いでいくという堪らない構成になっていました。(前回の『マニアック・ツアー』から披露していました)『ナイアガラ・ムーン』、『熱き心に』、『夢で逢えたら』、『ロックンロール・マーチ』といった曲を歌い繋ぎ、最後に『烏賊酢是、此乃鯉」』で締める、最高でした。
アンコールのときのメンバー紹介でベースの伊藤広規はスライ・&・ザ・ファミリー・ストーンの『Thank You』のフレーズをちらっと弾いて、ギターの佐橋佳幸はサンタナの『哀愁のヨーロッパ』みたいなフレーズを弾いていました。キーボードの難波弘之はEL&Pの『展覧会の絵』を弾いていました。キース・エマーソンは最近亡くなったなったばかりで、山下達郎は難波弘之がキース・エマーソンが好きだった言い、「キース・エマーソン、RIP」とも言っていました。
『恋のブギ・ウギ・トレイン』が終わるとバンドのメンバーは舞台から去り、山下達郎はアコースティックギターを弾きながら村田和人の『一本の音楽』を歌いました。最後は『Your Eyes』で終わりました。
余談ですがロビーの花束の中に藤島ジュリーK.からの花束がありました。ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子からのものなんですが、「K」をみるとどうしてもショーンKを思いだしてしまう今日このごろです。