ぶら~りネット探訪

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井上陽水 の『コンサート2016 UNITED COVER 2』を見に行った

3月19日にNHKホールで行われた井上陽水 の『コンサート2016 UNITED COVER 2』を見に行ってきました。

井上陽水のアルバムやテレビ番組などは何回かこのブログで扱ってきましたが、陽水のライブを見に行ったのは今回が初めてです。ちなみに清水ミチコによる陽水のモノマネは生で見たことがあります。NHKホールに行ったのは山下達郎のマニアックツアー以来となります。席は3階席でしたがステージのほぼ正面で非常に見やすい席でした。

陽水は去年、『UNITED COVER 2』というアルバムをリリース、そのリリースに合わせたツアーが今回のライブでした。私は去年やっと『『氷の世界ツアー2014 ライブ・ザ・ベスト』を聞いたばかりで『UNITED COVER 2』まだ聞いていません。このツアーの情報も全く入れずにNHKホールに行きました。

観客の平均年齢はさすがにかなり高めでした。山下達郎のファン層のさらに5歳上くらいに感じられました。ホール落語の観客と同じくらいの年齢層にも思えました。それでも20代くらいの人もちらほら見かけました。

18時開演の予定で実際に演奏が始まったのは18時10分くらいだったと思います。1曲目は『ミス コンテスト』で驚きました。まさか、こんな古くマニアックな曲から始まるとは!けっこう好きな曲だったので嬉しかったです。

『UNITED COVER 2』のライブだけど『UC2』の収録曲で演奏したのは5曲、さらにそのうち2曲は『ブラタモリ』の『女神』と『瞬き』だったので、厳密なカバーは吉田拓郎『リンゴ』とユーミンの『リフレインが叫んでる』と『夢で逢いましょう』の3曲でした。清水ミチコによる陽水の作曲モノマネ『競争が二度あれば」も歌って欲しいですね。

陽水のキャリア全体を網羅するような選曲になっていました。『断絶』が聞けたのも嬉しかったです。声は当時とは変わってしまいましたがスタジオ録音の歌い方で歌っていました。『映画に行こう』が聞けたのも嬉しかったですね。『Blue Selection』ではジャジーなアレンジでしたが今回のライブではブルージーなアレンジでした。『氷の世界』はラテンぽいアレンジでした。『UC2』の『氷の世界』はどんなアレンジなんでしょうか?

MCがけっこう長かったのも驚きでした。善行を積む話をメインに、娘の家族と島根に蟹を食べに行った話、ジャズシンガーのダイアナ・クラールのライブを見に行った話、『ブラタモリ』についての話などなど、例の調子で喋っていました。

本編の最後の曲が『勝者としてのペガサス』が演奏されたのに驚きました。アンコールはPUFFYに提供した『渚にまつわるエトセトラ』で始まったのはMCで貼った伏線を回収した形で鮮やかでした。そして『夢の中へ』でさらに盛り上がり、『夏の終りのハーモニー』でしっとりと終演となりました。

バンドの演奏、陽水の歌も素晴らしく感激しました。陽水のライブは聞いていましたがもっと早く陽水のライブを体験したかったというのが正直なところです。終演後、ロビーにはセットリストが貼られていました。ホール落語の終演後みたいで不思議な感じでした。

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