ぶら~りネット探訪

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競馬のドバイWCでヴィクトワールピサが優勝、2着も日本のトランセンド

YOMIURI ONLINEによりますと、競馬の国際競走「ドバイワールドカップ」(GⅠ、オールウェザー2000m14頭立て)が26日(日本時間27日午前2時35分)、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイのメイダン競馬場で行われ、昨年の有馬記念を制したヴィクトワールピサ(牡4歳、デムーロ騎乗)が優勝したそうな。今年のフェブラリーSの優勝馬トランセンド(藤田伸二騎乗)が2着に入った。昨年の天皇賞(秋)を制したブエナビスタ(ムーア騎乗)は8着に敗れた。 TBSの『サンデーモーニング』見ていたら、このニュースをやっていました。快挙と言えるニュースなのですが扱いは小さく、レースの映像も流れていませんでした。 YouToubeには動画が既にアップされていました。トランセンドは単騎逃げ、ヴィクトワールピサは最後方からのスタート。ヴィクトワールピサは向こう正面で一気に加速、3コーナーの手前でトランセンドに並びかけ、直線では延々と2頭の叩き合いが続き、残り200mでヴィクトワールピサが先頭に立ちそのままゴールというレースでした。 ヴィクトワールピサのスタートは最後方、向こう正面で一気に加速、3~4コーナーで先頭に並びかけるレース運びはミスターシービーやダートのときのクロフネのレースみたいな感じですね。馬券を買っているとかなりハラハラさせられるレース運びですが、非常にカタルシスの大きい痺れるレース展開でもあります。ヴィクトワールピサは先行力があり、小回りコースが得意な器用なタイプな脚質の馬であることは分かっていましたが、こんな大胆なレースもできるのかと驚きました。デムーロはレース前からこういったレースをするように考えていたようです。 トランセンドが単騎で逃げて、あそこまで粘ったのに驚きました。藤田伸二の逃げは日本国内でしか通用しないものだと思っていましたが、デムーロ以外の騎手は全く絡んでいかなかったのが意外でした。 東日本大震災で大変なときに、このニュースは個人的にグッとくるニュースでした。ドバイミーティングのドバイワールドカップ以外はステイゴールドアドマイヤムーンが優勝したりしていたので日本の馬にとっては割と相性はいいとは思っていましたがドバイワールドカップで日本馬の12フィニッシュが見られるときが来るとは。 競馬を見ていると時たま、夢みたいなことが起こったりするときがあります。(今回のドバイワールドカップや去年のオークスの1着同着やオグリキャップトウカイテイオー有馬記念等々)その反対に悪夢のような悲劇も起こったりすることもあります。3月26日は第2回のドバイワールドに出走し、レース中の事故で予後不良となったホクトベガの誕生日だったそうです。今回のドバイワールドワールドカップは天国のホクトベガヴィクトワールピサトランセンドの背中を押してくれたのだと私は勝手に思っています。