ぶら~りネット探訪

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「不肖・宮嶋 メディアのウソ、教えたる! (14歳の世渡り術) 」を読んでみる

不肖・宮嶋」ことカメラマンの宮嶋茂樹の「不肖・宮嶋 メディアのウソ、教えたる! (14歳の世渡り術) 」を読んでみました。 「不肖・宮嶋 メディアのウソ、教えたる!」というタイトルどおりにテレビ、インターネットなどのメディアや報道の見方やその裏側にあるものや情報の見方を教えてくれてます。サブタイトルに「4歳の世渡り術」とあるように中学生くらいをターゲットにしている本のようですが、大人が読んでも十分面白い内容になっています。 何も考えずテレビや新聞、ネットの情報をそのまま受け身で見ているような人には読んで欲しい本だと思います。 さすがに報道カメラマンの不肖・宮嶋だけあって「写真」へのこだわりは強く、それが良くも悪くもこの本の特徴になっていて、他のメディアに対する敵愾心みたいなものを感じてしまいました。そこがこの本の面白さなのですが、前半のインターネット批判やデジカメ批判はちょっと言いすぎですね。不肖・宮嶋は本を読むことや図書館で本で調べること進めていますが、世の中に出回っている本の全てが正しわけではなく、「トンデモ本」やプロパガンダや宣伝を目的とした本も多数存在するわけで、そんな中から自分が欲しい情報を選ぶことはネットで探すのも図書館で本から探すのもそれほど違いはないと思うのですが。 「みのもんたの朝ズバッ!」やニュースキャスターに対する別な角度からの見方が面白いですね。ニュースキャスターの現地を徹底取材に対するツッコミ的な批判はちょっと目から鱗的な感じですが、改めて言われると納得という感じですね。報道カメラマンという立場上、ニュースキャスターやコメンティターに対する意見が辛辣に感じられますが、こういった人たちの立場や役割は何なのかということを改めて感じました。 最終章では一人で考えて行動する癖をつけることを勧めています。確かに言っていることは世論だと思うのですが、実際には非常に難しいですね。一人で考えるまではおそらく誰でもできるとは思うのですが、それを実際に行動に移すというのは大人になってもと難しいと私は思いました。頭では分かっていてもなんなく周囲の状況に流されたり、楽な方へと考えたり、世間体や見栄を考えたり。難しいですね一人で考えて行動するのは。 不肖・宮嶋 メディアのウソ、教えたる! (14歳の世渡り術) (14歳の世渡り術)
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