ぶら~りネット探訪

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【人生案内】女装して出歩く50代の弟

久しぶりに読売新聞の「人生案内」で面白い人生相談があったのでご紹介したいと思います。

今回のご相談は50歳代主婦の方からの相談で、実家に母親と暮らす50歳代前半の弟が独身で無職のうえに趣味が女装で、女装のまま外を出歩いて困っているというご相談。また、この弟は母親の面倒はみていないそうです。

この相談者と弟の父親という人が厳格な人で、弟はこの父親の言うとおりに進学し、父親の言うとおり会社に就職したそうですが、上司とそりがあわず転職、転職先ではリストラされたそうです。この父親が亡くなってから弟は女装をはじめ、人生が台無しになったと母親に暴言を吐き、「母の面倒は見ない」と言っているそうです。相談者の娘は「変態はいやだ」と実家に行きたがらないそうです。

回答者の久田恵さんは弟の生き方を全否定せず、女装については寛容になることが弟の態度を軟化させる方法ではないかと回答しています。私も久田恵さんのご意見に同感ですね。この相談者の方は女装癖と母親の面倒をみないことを一緒に考えているようで、そこが問題を複雑にしているように思えます。女装は犯罪ではないのですからね。

この相談者は亡くなった厳格だった父親と弟の問題と思っているところが私はちょっと嫌ですね。人生が台無しになったのは弟の問題ですが、この相談者は他人事の思っている感じがしますね。娘が「変態はいやだ」と実家に行きたがらないと書いていますが、この相談者自身がそう思っているに感じます。冷え切った家族関係では暴言の一つも言いたくなるのでしょう。