ぶら~りネット探訪

音楽、競馬、映画などについて非常にテキトーにダラダラと綴っていくブログでございますですよ。

『プロレス大全集』を聞いた

プロレスラー、スタン・ハンセンの入場テーマ『サンライズ』が聞きたくて、図書館で『プロレス大全集』というCDを借りてきて、聴いてみました。 先週、先々週のTBSラジオ小島慶子キラ☆キラ』の吉田豪のコーナーで町山智浩を特集しておりました。その中で町山さんが怒りに燃えると頭の中でスタン・ハンセンの入場テーマ『サンライズ』がなるというエピソードが紹介されていたのを聞いて、無性に『サンライズ』が聞きたくなって、このCDにたどり着きました。 『プロレス大全集』とはなっていますが、ジャケットには「The best Of ALL-JAPAN PRO-WRSRING」と書かれていて、全日本プロレスの所属レスラー、全日本プロレスに登場した外人の入場テーマが収録されています。Amazonによると1991年2月のリリースとなっています。レコード会社は当然、日テレ系列のVAPです。 iTunesで取り込むとオリジナルの曲名は表示されず、『スタン・ハンセンのテーマ』、『ブルーザー・ブロディのテーマ』といった表示になっていました。ちなみにブックレットを見たら『スタン・ハンセンのテーマ(サンライズ)』となっていてオリジナルの曲名も書かれていました。 ミュージシャンのクレジットは一切なく、その代わりにプロレスラーのプロフィールがけっこう細かく書かれています。このCDがリリースされた時には、既にブロディは刺殺され、天龍とカブキはSWSへ移籍した後で、その事も丁寧にプロフィールに書かれています。 このCDに収録されている曲は基本的にオリジナルではなくカバー・バージョンです。ブロディの『移民の歌』の歌メロはサックス、ケリー・フォン・エリックの『アイ・オブ・ザ・タイガー』の歌メロはギターで演奏されています。 ウィキペディアを見たら、ブロディの全日時代の『移民の歌』はヴォーカル無しのドラマー石松元のアレンジバージョンと書かれているのでもしかしたらこのCDに収録されている曲は実際にブロディの入場のときに使われていた曲かもしれません。 天龍の『サンダーストーム』、タイガージェットシンとアブドーラザブッチャの『吹けよ風、呼べよ嵐』元々がインストゥルメンタルの曲なので、チラッと聞くとオリジナルかと思うほどの完コピぶりで驚きました。『吹けよ風、呼べよ嵐』はエフェクトがかかった人の声が入るところもけっこう忠実にコピーされていす。しかし、後半のオルガンがやっぱり安ぽく感じます。 リッキー・ステイムボートのテーマがYMOの『ライディーン』だった事はこのCDを聞いて初めて知りました。そしてもっと驚いたのはウィキペディアに載っていた変わり果てたリッキー・ステイムボートの姿です。坊さんの様な感じでダライ・ラマになんとなく似ています。 ザ・ロードウォリアーズのテーマはなぜか『アイアンマン』ではなく『ストーン・ウォーリア』というテクノ調の曲で、ハービー・ハンコックの『ロックイット』みたいな感じの曲でした。 二代目タイガーマスクのテーマもちょっとエレポップというかテクノ調のバックトラックの上にアニメの主題歌でお馴染みの歌メロがギターで演奏されるというアレンジでした。テンポはアニメの主題歌よりもかなり遅いですね。この頃からプロレスを見なくなっていたので、よく分かりません。しかし、このアレンジはけっこう気に入りました。 さてスタン・ハンセンの『サンライズ』ですが、この曲を最後まで聞いたのは実は初めてでした。バラエティー番組などでも一時期よくかかっていました。スタン・ハンセンの入場のときもバラエティー番組でかかるときも、たいてい最初の1分ぐらいまでで、最後まで聞いたことはありませんでした。なるほど、こうゆう構成の曲だったのですね。 プロレス大全集
プロレス大全集